■第10回リフォーム塾            H22年3月27(土)28(日)
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                                 <主な講座内容>

      
・薪ストーブ、竈の煙突付け
      ・薪作り
      ・花の苗植え
      ・掃除、片付け

       
・終了式


    

        
    今日は終了式です!

   串原の松本にある古民家を10講座にわたって改修してきたこのリフォーム塾も、
   ついに最後の講座です。
   
   一番寒い冬の時期には雪が降り、薪ストーブで体を暖めながら行う日もありました。
   雪が降ったり、雨が降ったり、里山のそれぞれの風景を見ながら、そして、何度もこの地
   に通い季節の移ろいを肌で感じながら、ようやくここまで辿りつきました。
   今、家の周りには、草花の芽が顔をのぞかせ、季節はもう春です。
   
   最後の塾は、夜の完成式に向けての準備、外の片付け、薪作り、塾生方のアイデア工作!?
   など、のんびりと楽しみながらの作業です。
   そして、最後にみなさんには修了証書が授与されました。
   夜の完成式では、たくさんの地元の方々にも参加していただき、家の完成を祝って、
   交流会を行いました。塾生さんは、地域の人と交流が出来て、少し串原が近くなったようです。
   
   終了式を終え別れ際には、みなさん口々に「また会おうね!」といいながら帰っていきました。
   リフォーム塾に参加している間、毎回顔を合わせ共同作業を進めるうちに、自然に人との
   つながりが深まっていったようです。これは、1回限りのイベントでは難しいこと。
   リフォーム塾が人と人をつなげる場であることが嬉しく思います。
   
   
   これで、初めての取り組みであるリフォーム塾も、無事終えることができました。
   みなさんのおかげで古民家がよみがえり、「くしはら田舎暮らし体験館 結の炭家」
   として生まれ変わります。本当にありがとうございました。
   この家の名前である結の字。これからも、ここで、この字に込められた”つながり”の輪が
   広がっていくことを願っています。   
   
     
   
                               
   


    何を作っているのでしょう!?


   
答えは下をご覧下さい。 




 
塾生さんが思いつきました。
 床下に敷き詰められた炭が見れる方が
 いいんじゃない!?
 
 そこで、土間からあがる一部分に、
 このように窓が付けられました。

 
            


             


                    
 

            

    
地元の人にいただいたクリン草の苗を植えました。ついでに、石垣には新たに石を積み、これからは、外作り
     が必要になってきます。
     



    <夜の完成式>
    
            

            

              

    
夜は、炭火料理を楽しみました。地元の特産品であるお豆腐、ソーセージも炭火でおいしく頂きました。
     そして、春一番の山菜、蕗のとうで蕗味噌を作りました。塾生の中で唯一の女性である方が料理上手で、
     おいしい蕗味噌を作っていただきました。豆腐田楽だけでなく、地域のこれもまた特産品である、さしみ
     こんにゃくにつけて食べてもおいしかったです。
     
    

         <終了式>

                
     
            
理事長より修了証書が授与されました。長い間お疲れ様でした。