■第9回リフォーム塾            H22年3月13(土)14(日)
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<主な講座内容>

      ・しいたけ菌打ち
      ・看板作成
      ・植樹
      ・ゴーバルハム工房へ見学
      




   看板がつきました!

  家の名前は、「結の炭家」。ゆいのすみかと読みます。
   
  みなさん、いろいろ案を出していただいて、ありがとうございました。  
  
  この意味はというと、、、
  
  結には、昔から農村で行われる助け合って行う共同作業の意味と、  
  今回のリフォーム塾を通して、人と人を結ぶ、そして、里山と町を結ぶということ。
  炭は、この家の床下に、一面敷き詰められた炭が、他にはない特徴であり、また、囲炉裏で
  炭を熾し、家が炭のある空間であること。
  このような思いが込められています。また、炭家=すみか=住家とかけています。

  1日目の午後は、”地域を知る企画”として、串原の特産品であるゴーバルハムさんへ見学に
  行ってきました。以前から塾生さんからも要望があり、お店はお休みなので、少しだけの予定
  でしたが、すっかり長居してしまい、工房を見学、またおいしいハムを試食させていただきながら
  いろいろとお話を聞かせていただきました。ありがとうございました!
  
  2日目は、朝から晴天!さわやかな空気に包まれて記念植樹として、桜の苗木を家の周辺に
  植えました。この苗木が大きくなり花が咲く頃には、みなさん何をしているでしょうか。
  それぞれに目標があり、夢があり、これから少しずつ、思いがどんな形になっていくのか、楽しみ
  ですね。
  
  そして、看板作りの始まりです。
  看板は3箇所、家の入り口と、家まで続く坂道の入り口と、道路沿いの入り口に設置します。
  道路沿いは、一本の木を使うので、屋根付きにします。
  作業は、用紙に家の名前を印刷した字を木に転写してく班と、転写したものを今度は専用の機
  会で字の中を彫っていく班、屋根を作る班とに分かれて、それぞれ作業に向かいました。
  最後は、一番大きい一本木の看板をみんなで力を合わせて起こして立て、屋根を取り付けて、
  ようやく完成しました。
  看板がついて、家に名前がつけられ、ようやく目的であった古家を甦らせることが、実現したん
  だなと実感が沸いてきます。
  
  次回は、いよいよ終了式。夜は完成式でお祝いです!
  
   



   <しいたけ菌打ち>

           

    
   
   <さくらの植樹>

           

   
さくらの苗木を家の周辺に植樹しました。自分で植えた苗木の成長を、自分の夢と重ね合わせ、これから
    どんどん夢実現に向けてがんばるぞ!と思いを込めて。さくらの花が咲くのが楽しみですね。


   <看板作り>

           

   
カーボン用紙がなく、カッターで切り取っていましたが、ある塾生さんの一言、炭でカーボン用紙を作ろう!
    大成功でした!さっそく炭を活用しました。


            

   
字の中を専用の機械で彫っていきます。目を細めながら、粉まみれに。

           

                    
屋根をつくっています。最後にひのきの皮を貼って竹で留めて出来上がり。

           

   
屋根付き看板は、ちゃんちん木という、雷よけの木を使用しました。とても赤い色をしています。筆が足りず、
    どうしようかと思っていたら、大工さんが竹の筆を作ってくれました。先を金槌で叩き、砕きます。そうすると
    細かくなった竹の繊維が筆のようになります。大工仕事の中では、昔からよく使っていたそうで、なるほど〜。
    こんな時、役に立つ知恵があるといいですね。

   

           


               


   
    <ゴーバルさん見学>