■第9回 リフォーム塾          10/12/4(土),5(日)
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         <講座内容>
    石窯作り
                 


今までで一番多い人数です!これも石窯効果なのでしょうか。9月から始まった古民家リフォーム塾も残りわずか。
今回は、田舎暮らしをするなら誰もがあこがれるもの石窯作りです!

人数が多すぎてこたつに入れません。でも、大丈夫。この家に薪ストーブが入りました!鋳物のどっしりとした薪ストーブ、炎を見ているだけでホット暖まります。初めての方も多いので、まずは自己紹介から。話を聞くと、みんな田舎暮らしに興味があるようです。これから、田舎暮らしが更に注目されそう。そして、特徴なのが若者にも増えてきたということ。実際、森林塾の活動を通して若者の移住者も増えています。

     


石窯作りの前に、イメージ写真を見せながら工程を説明をして作業開始。
基礎である土台作りと、窯の大きさに合うようにブロックを切断していきます。


       

       


くしはら田舎暮らし体験館「結の炭家(ゆいのすみか)」の名物「かまど」。今の時代には珍しいものですが、リフォーム塾では毎回ご飯はかまどで炊いています。今回は初めての方も多く、かまど名人のもと初!かまど炊きに挑戦してもらいました。かまどに必要な薪を割ってもらったり、第1弾のリフォーム塾で菌打ちをした原木からなめこを収穫したり、どれも初めてやることばかりでみなさん楽しそう。ご飯がおいしそうに炊けました!が、こんなにたくさんのお米を炊いたのは初めてで、少し芯が残ってしまいました。毎回、今日のご飯はうまく炊けたなぁとか、ちょっと硬いなとか、そういう会話もまたかまどご飯のおいしさにつながるような気がします。毎回炊き上がりが違うからこそ、かまど炊きは楽しいのです。

       

  
土台のコンクリートが乾いたところで、今度はある高さまでブロック積み。
水平機やメジャーを使いながら、できるだけまっすぐにくずれないように。


       

       


あっという間の一日でした。この後は、温泉ささゆりの湯へ。
夜はやっぱり冷え込みますので、ゆっくり浸かって体を温めます。
今回は人が多いからか、なんとなくいつもより古民家が温かいような気がします。今晩のメニューは、大鍋で作った豚汁、くしはら名物こんにゃくの田楽、リフォーム塾の畑からの白菜漬けに、囲炉裏の炭火でほくほくになった里いもです。みんなで火を囲む。毎回その風景を見ていいなぁと思います。



2日目開始。石窯の上段部分作り。
あらかじめ作って置いた木の型に合わせて、耐火レンガを積んでいきます。

コンクリートを練る人、レンガを加工する人、積み上げる人、それぞれ分担して作業を行いました。

       

       

       

   

2日目の昼食はピザ、次回の本番に備えて予行練習です。と言っても石窯はまだ出来あがっていないので、外にブロックを積んで鉄板を乗せて簡単な炉を作りました。自分が食べる分は自分で作り、生地をのばしてトッピングします。

       

     


根気よく作業を続けて、夕方頃遂に石窯が完成しました!
みんなで集合写真を撮って、これで2日間の講座が終了しました。
みなさんお疲れさまでした。この苦労のおかげで来週はおいしい石窯ピザが食べれます!
みなさん是非ご参加下さい。


   


次回、第10回講座は12/11(土),12(日)です。最後の講座になります。

畑、山、家それぞれの締めくくり作業、そしていよいよ石窯ピザの登場です!
みんなで交流会を行い、終了式となります。