■第2回 リフォーム塾 11/10/1,(土),2(日)
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<講座内容> 築100年以上経つ古民家(移住者の家)
床下作り
囲炉裏作り
さわやかな秋晴れの下、リフォーム塾第2回講座が開催されました。
前回に引き続き築100年以上経つ古民家を改修。
床板をはがし柱と土台だけになった状態から床作りと田舎生活の憧れである囲炉裏を作っていきます。
リフォーム塾参加にあたり参加者さんには基本的な道具を用意してもらっていますがその出番到来!
ノミと金槌、そして釘袋を腰に巻き、格好もそれなりになってきました。
もとあった大引の方向を変え新しく作り直すので、ノミを使って大引を落とし込むため土台の木を削っていきます。
これなら女性にも安心して出来ます。みなさんノミを片手に一心に作業。
頑張って作ったところではありますが、初心者の方がほとんど。最後は大工さんが修正します。
その手さばきが素晴らしい!その様子をみなさん真剣に観察。
なかなか見ることのできない大工さんの手仕事を、間近でみれるのもリフォーム塾のいいところ。
また、リフォーム塾では手仕事だけでなく、大工仕事に関わる知恵や木の話、その他もろもろといろんな話しも
聞けて、思わず“お〜”と歓声が上がります。
大引、続いて根太を張りインパクトドライバーで留めた後は、束をかう作業。
束にはこの家の大引に使用されていた立派な栗の木材を使用します。
古い木材もちゃんと活躍してくれるのです。
そして床板を張ってその上で休憩をしてこの部屋は終了。ここにはあとは畳が入ります。
その一方で、隣の間では囲炉裏作りを実施。自然と2班に分かれて同時並行で作業進行。
こちらは地元の土木専門の方の指導のもと、作業は丁張りからセメント作り、ブロック積み。
土台だからきっちりととブロックの位置や高さに気を使いながら、丁寧にセメントを塗りブロックを積み上げていきます。
大きさに合わないブロックは切断していきますが、これには男性方が挑戦。
火花が散り、粉が舞い、見るからに危険な作業です。
厳しい師匠について(女性にはとってもやさしいですよ〜)、まるでみなさん見習い大工さのようです。
一日目作業が終了。夜は毎度、宿泊先である結の炭家で囲炉裏を囲み、みんなで団欒を楽しみました。
2日目は、残る囲炉裏の間の床下作り。
同じように大引と根太を張り、束をかう作業。女性もインパクトドライバーを使いビス留めに挑戦。
やさしい男性方が応援してくれます!そのお陰か随分と上達し、すっかり自信もつきました。
女性だって頑張ればできるんです!
この部屋は板の間になるので、細い釘を金槌で打っていきます。
まずは大工さんの見本から。いとも簡単に釘が連続打ちされていきますが、、、。
実際にやってみると、まっすぐ釘を打ちこんでいくのはけっこう難しい!
すぐ斜めに曲がってしまいます。でも、それも金槌によって全く違いました。その差を実感。
金槌の音が古民家になり響き渡る中、あと少しを残して今日の作業はこれにて終了。
この古民家はまだまだ改修が必要ですが、塾での講座は今回で終了です。
これまでのリフォーム塾に通っていたこの家の施主さんは、大工さんにもお願いしながら、
自分で出来るところは少しずつこつこつと長い時間をかけて完成させるそうです。
こういった自分の住む家を自分の手で直していきたいという方をリフォーム塾では応援しています。
女性の参加者さんからも楽しい!と好評を得ています。
ご興味のある方、リフォーム塾で大工さんと一緒に改修を体験してみましょう!現場ならではの体験ができます。
次回からは、旧駐在所(完成後はお試し移住施設)・お屋敷の改修に移ります。
みんなで里山で古民家を改修しよう!
皆さまのご参加をお待ちしています。