■第5回 リフォーム塾          11/11/26(土),27(日)
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  <講座内容>  

    お屋敷の改修:床下解体


   第3弾古民家リフォーム塾も半ばに入り、改修2軒目に入りました!
  
   2軒目はいよいよ岩村城主が泊まられらたことのある由緒ある家、 通称「お屋敷」と呼ばれる家です。
   
   これからこの家を改修していきますが、この家の改修についてはいつもと少し違い、“昔に戻す”ということ。
   部分的にリフォームがされており、新建材が使われているところもあるため、それらを壊して由緒ある家に
   あう昔ながらの状態に戻していく計画です。

   今回の作業は、床下の解体。建具を取り外し、床板を剥いで、根太や大引を取り外していきます。

   1階は合計8部屋ありますが、現在この家には震災の影響で関東から引っ越して来られた方が住んで
   いますので、少しずつ改修をしていきます。
  
   今回は玄関入っての大広間とそれに接する小部屋を2間、そして台所を行いました。

            
  
         

   床板はところどころに穴が開いていて、見ての通り。

    剥がした畳は外に出し、裏が陽にあたるように裏表にして二つをもたれ合わせて均衡をとり、紐で固定します。
    これなら立て掛けるところがなくても大丈夫。大工さんのアドバイスです。

   
         

         


   
使い慣れないバールを使い、でも次第にコツをつかんできたのか、着々と解体が進み予定以上にはかどりました。
   
    ということで、少し早目に終了し、日が暮れる前に地元のささゆり温泉へ。
    今夜は里山ならではのごちそう、シシ肉が登場です!シシ肉は体が温まるそうで、冷え込む古民家にはもってこい。
    しょうが醤油に付け込んで炭火で焼いておいしく頂きました。



   二日目の作業は、大工さんより道具の手入れと移住者の新築見学、家の外周の整備。
   
    今回,、参加者さんにはノミと金槌を用意してもらっていますが、ノミのお手入れ方法を教えてもらいました。

 
         


   
現代の工法を見学ということで、移住者の新築現場を見学。小高い丘に建ち、地域が見渡せるいいところです。

       

   
大きな家だけに庭にもたくさんの木がありその庭木が伸び放題、そして裏山はうっそうとして光がはいらない
    という状態でした。それらを少しずつ切り倒し、家の周りには山積みになっています。
    山から降ろしてきたり、まとめたりする作業を行いました。

         

    竹は地域にいる竹箒作り名人に竹箒の作り方を教えてもらうので、各部分ごとに分けていきます。

   
   
昔竹箒が売っていない頃は、自分達で手作りしたのですね。
    興味がある方は是非私たちと一緒に作りましょう!


   
これで二日間が終了しました。お疲れさまでした。

    次回は床下作りを行っていきます。 皆様のご参加をお待ちしています。