第6回 リフォーム塾          11/12/17(土),18(日)
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  <講座内容>  

    お屋敷の改修・・・床下作り、囲炉裏作り、建具取り付け


   師走も後半に入り、今年最後のリフォーム塾となりました。

   寒さが増し朝方には雪がちらほらと降ったりなんてことも。
   そんな中、今日も元気に塾生さんたちと大工さんとみんなで古民家リフォームです!

   一日目は、囲炉裏作りと床下作りと2班に分かれて作業。
   床下作りの方は、大工さんの方で大引、根太と張られており、その続きから行いました。

   みなさん一斉に屈みこんでいますが、まずは束石の設置。こんなに大きい石ばかり。
   
        

   古民家というものは、木の習性で長い年月の間に梁が反ってしまうところがあるそうです。
   反っていたところは、木を持ち上げて水平にして束をかいました。
   いつもはジャッキを使うところですが、今回は人力でもできるよとの大工さんの言葉に、
   さっそく梃子を利用して行いました。二人がかりで力を入れてできました!

         

   束をかって、ビス留めをして根元の部分だけ防腐剤を塗りました。そして床板張り。
  
           

    囲炉裏班。
    セメントを作ってブロックを積んでいきます。
    囲炉裏の中は赤土を入れる前に嵩増しに、たくさんあ転がっている石を入れました。今回はここまで。

         


   一日目を終えた後は、地元の温泉で冷えた体を温め、いつものお宿“田舎暮らし体験館 結の炭家”へ。
   囲炉裏を囲ん今宵も更けて行きました。

  
   2日目は床板張りの続き、建具の取り付け、畳入れとできるところまで行います。

   古民家の特徴といえば、梁が真っ直ぐではなく曲がっているということ。
   また、それに憧れる人も多いようですが、リフォームするとなるとやっかいだったりするところが出てきます。
   今回はそんな真っ直ぐでない床梁に接する床板を張るときに役に立つ知恵“ひかりこむ”という方法を大工さん
   から教わりました。

   現場に転がっている木の端を使い曲線を移していくやり方です。
   やってみてこそ納得。各自で実践!

            

    古民家の場合、建具の高さはきまっているので、敷居で微調整をします。
    建具を入れて、畳も入れて、床板をはがした2部屋は完成しました。お疲れ様でした!

             

     


    今年のリフォーム塾はこれでおしまいになります。
    参加してくださったみなさま、大工さん方々本当にありがとうございました。

    来年度も引き続きお屋敷のリフォームを行います。
    
    まだまだ大工さんから習得したりないっていう方、初心者だけど興味のある方も
    みんなで一緒に古民家リフォームしましょう!
  
    どうぞふるってご参加下さい。