第8回 リフォーム塾          12/2/4(土),5(日)
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  <講座内容>  

    お屋敷改修・・・・床下作り・床板張り・墨さし作り


  全国的な寒波でここ恵那の串原でもリフォーム塾の前日はこの冬一番の寒さ。
   その為、結の炭家でも凍結して水が出ないという状況でした。
  リフォーム塾当日も寒さは少し緩みましたが、まだまだ寒い2日間でした。

  作業は前回に行った床下作りの続き。

   前回同様、塾生さんたちが中心になってすすめていきます。
   電動ビスで留めたり、丸鋸で木材をカットしたり、木と木を継ぐ為の溝をノミで掘ったりすることも、随分と
   手つきがよくなってきて、作業は順調。棟梁からも上手になったな〜と、おほめの言葉をいただきました!
  
        

        

    そんな中、今回は数少ない女性たちの姿を取り上げます。
    初めはなかなか電動工具に手が伸びなかったものの、今ではちゃんと使いこなしています。
    リフォーム塾に参加するとたくましくなれる!?
        
        
  
    大引、根太を作り終えたところで、1日目終了。

    寒い日こそ温泉がしみる!この後は、地元の温泉ささゆりの湯へ。
    宿泊先の結の炭家に戻ってからは、薪ストーブで外から、お酒で中から体を温め、途中から棟梁の登場に
    さらに飲んで、語って盛り上がりながら夜が更けていきました。
    

    二日目は、まず昔の大工道具にはかかせなかった墨さし作りから。

    今回の塾では、高山で木工の職業訓練校に通われている第1弾リフォーム塾卒業の塾生さんが仲間を連れ
    て参加してくれました。学校の課題で墨つぼを手作りされ次は墨さしを作りたいとのことで、ご期待に応え
    て、みなさんでそれぞれ自分用の墨さし作りを行いました。
   
    身近にある竹を使用。まさに竹の特性が活かされています。昔の人はすごい!
    簡単なようで意外と難しい。鉋と鉈とノミを使ってこつこつと作っていきました。

         

     煤竹で作った墨さしと昔の墨つぼ。ケヤキの木で作られています。

         

    残る床板張り。今回ですべて張り終えました。
    最後に外で敷居の鉋がけを体験。鉋から削った木が少ししか出てこなかったり、何も出てこなかったり。
    なかなか棟梁のようにはいきません。

        

    すべらかになった敷居をいよいよ取り付け。ここで棟梁の腕のみせどころです!
    ほぞを作って取り付けます。無駄のない手さばきにみんな見とれてしまいました。
    こんな大工さんの生の手仕事がみれるのもリフォーム塾のいいところ。
    これからもどんどん棟梁の腕を見せてもらいましょう!

         

     
     次回、2/18,19日は気になる天井に入ります。
     皆様のご参加をお待ちしています☆