■第1回 リフォーム塾 12/6/30(土),7/1(日)
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<講座内容>
一日目 開講式・改修する家の見学
二日目 道具と安全講習・壁の改修
前回に引き続きお屋敷の改修をするべく、早くも第4弾古民家リフォーム塾が始まりました!
参加者はお屋敷改修の続きに意欲を見せる前回からの塾生さん方々と、新しく大工技術を習得したい、
田舎に移住したいという方々が、今回もはるばる遠くから集まって来られました。
また、今回は新しく壁の改修を行います。いつもの大工さん以外に新たに左官屋さんも講師に招き、
総勢十数名での開催となりました。
新しい方も見えるので、いつも通り森林塾紹介をスライドで見て、オリエンテーションを行ったあと、
改修する家や今までに改修した移住者の家を見学。
お屋敷以外にも前回に床作りを行った移住者の古民家も改修します。今度は屋根の改修を行います。
今回のリフォーム塾では、壁と屋根と新しい改修技術が体験できます。
最後にお屋敷に到着。森林塾で受入れをしている恵那市ふるさと活性化協力隊の方が作った手作りのお菓子で一休憩。
ミョウガの葉で巻いたかしわもちならぬ「みょうが餅」!?見た目にもおいしく、暑い中疲れた体が癒されました。
初日の夜はリフォーム塾の宿ともなっている古民家「結の炭家(ゆいのすみか)」のお庭でBBQをして、
交流会を行いました。
温泉に入ってさっぱりし、まだ日が明るいうちにみんなで乾杯!
青々とした田んぼの風景、暮れゆく空を見ながら、すっかり開放的な気分になり、お酒が進む、進む!
途中でお互いをもっと深く知るべく、開講式で皆さんに書いてもらった自己紹介カードを発表。
小さい頃は○○だった。とか、10の質問に無記名で書いてもらったものを順番に読み上げ、誰だか予想し合い、
最後に正体を明かしてもらう、というもの。
予想以上に皆さんの突っ込みが激しっかった!笑いの渦が巻き起こり、期待以上にお互いを深く知り合えたことでした。
夜は近くの田んぼにホタルを見に出かけ、里山の幻想的な一面も楽しむことができました。
二日目は道具と安全講習です。
大工さんにとって最も大事なもの、大工道具。いい道具があってこそ、いい仕事ができる。
今回はたっぷりと時間を取って、道具の使い方からお手入れ方法までを教わりました。
また、正しい使い方を身につけることで安全に作業が行えることにもつながります。
ノミや鋸もいろいろな大きさや種類があります。棟梁の道具達をお披露目。
鋭い音で尻込みしてしまう丸鋸やノミの刃研ぎも何回も各自のペースで練習。
またノミでホゾも掘り、うまく大きさが合いはめ込めるかどうかも実践練習をしました。
わからない事があればすぐに聞ける。隣に棟梁がいてこんな安心、勉強になる機会はなかなかありません。
是非、十二分にフル活用して下さい!
同時に並行してお屋敷の一部屋を壁の改修を行いました。
新しく壁を塗り替えます。
まず壁の釉薬をヘラなどで削り落とし、下地を塗り、最後に仕上げの塗料を塗っていきますが、
今回は下地塗りの半分程までで終了。
初めの作業ではすっかり埃、粉まみれに。作業を担当した方、お疲れ様でした。
それから、ほこりを抑える為にハケで水を塗り落ち着かせ、表面に穴があるところはモルタル材で塗り、覆い隠します。
左官屋さんの教えに沿って初めてのコテ使い、簡単そうに見えて、実際やってみると難しい〜と皆さん。
でも昨晩の交流会のように、お互いの作業を見ながら突っ込み合い、時には褒め合いながら、楽しい雰囲気で作業が
進んでいきました。
次回7/14.15(土日)も引き続き、壁の改修を行います。
プロの方にどしどし教わって、左官仕事の奥深さを体験してみて下さい!
用意出来る方はマイコテ、コテ板を持参でお願いします。
左官体験に興味ある方、是非ご参加下さい!