第2回 リフォーム塾          12/7/14(土),15(日)
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  <講座内容>  

      お屋敷・・・・・壁、お風呂の改修   


  
夏に向かって日々覆い茂る緑、高くなる空、そして、暑さも増してきました。

そんな暑い時は、そう!古民家。夏こそ古民家の涼しさを体感できます。
夏の暑さに耐えられるように考えられた日本家屋は、中はとっても涼しく、ひんやり。
でも、作業をすると汗がしたたり落ちてきますが・・・。

今回は壁塗りと同時にお風呂の改修を行っていきます。

「お屋敷」という名前の通り、たくさんある部屋を順番に改修。

まずは、下準備として部屋の畳をあげて、建具も汚れないようにビニールで覆います。

    

部屋の準備が整ったら、次は私達の身支度。口にマスク、頭には帽子かタオルを巻きつけ、
人によっては目を覆うゴーグルもして準備完了。
初めに行う釉薬を削り落す作業が、粉が舞いあがり目も開けずらい状況になってしまうのです。

削り落した後は一連の作業として、刷毛で水を塗って表面を落ち着かせ、溝や床周辺をきれいに掃除機をかけ、
壁の表面の穴埋めをしたあとに、下地材を塗っていきます。

     

下地材の調合も教わります。明日は地域のお祭りの為、残念ながら講師さん方々は来られないので、
調合や明日の手順を真剣な顔で聞き入る塾生さん。
壁塗り開始!惚れぼれしてしまう師匠のコテ使い。四苦八苦しながら一生懸命に塗っていく塾生方々。

    


一方ではお風呂の改修が進んでいます。
後付けで作ったお風呂がこのお屋敷にとっては、小さすぎるので拡張することに。

一気にドリルで壁の解体。初めて扱ったドリルに若者男性は満足気でした。初体験できて良かった!

    


二日目はさらに参加者が増え、若い女子たちが加わりました。

一日先輩の塾生さん方に教わりながら、壁塗りの続き。
表面を滑らかにするのは結構大変。でも、初めてする左官仕事は楽しい〜と感想。

    

塗る面積がたくさんあって大変なところは、友でありそしてライバルでもあるお二人さんが頑張ってくれました。

      

新しい部屋では、次回の下地塗りの準備を行います。

    


お風呂の方は昨日解体したところにブロックを積み、壁を作りました。

    


最後に広い玄関でおやつタイム。手作りおやつはプチバーガー!?夏野菜がサンドされています。

  


これで今回の講座は終了。皆さんお疲れ様でした。
古民家の再生は大変で汚れる作業が多いけれど、気持ちはすっきりするという意見もありました。

汗をかいて、埃まみれになり、夜は温泉ですっきり!そして古民家に泊まって、ご飯を作ってみんなで
夜遅くまで語り合う!こんな体験してみませんか。

次回は7/28(土)、29(日)。 引き続き壁の改修になります。

夏の古民家を是非体験しに来て下さい!皆様のご参加をお待ちしています。