第4回講座  リフォーム塾          12/8/25(土),26(日)
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  <講座内容>  

       移住者の家・・・・屋根の改修 


  
お盆が過ぎ、朝晩と涼しくなってきましたが、日中はまだまだ強い日差しが射してきます。

今回の講座はリフォーム塾始まって以来、初の作業!屋根の上に登って、屋根の改修を行います。
なかなか体験できないことです。地上よりさらに暑いけれど、見晴らしは最高!空が近く、すがすがしいです!

今回リフォームする家は築150年程の古民家。昔、草屋根だったのがトタン屋根に替わり、随分と老朽化してきています。

改修方法は屋根の上に新しい屋根を付けるというやり方。
この方法のいいところは、二重構造になり屋根との間に空気層ができ暖かくなること、防音効果も期待できる
ということです。さらに、廃材もでません。たくさんの利点があって嬉しいですね。
工程は下地→コンパネ→防水性のシート(ルーフィング)→屋根となります。

足場は事前に組み立てらています。安全第1、怪我の無いようにとの棟梁の言葉に沿って、各自が無理のないように
気を付けて屋根まで上がります。

    


屋根を張る下準備。まずはコンパネを張る下地作りを行います。
屋根まで立て掛けてある長い木の棒を下から渡す人、上で受け取る人と役割分担をして、屋根に上げ、
それを家に対して並行にインパクトドライバーで留めていきます。

    

背景は空!作業の合間の休憩姿もさまになっています。初参加の女性もすっかり職人姿。

  

次に張るコンパネは皆で協力して屋根まで運びます。
張り方はレンガ張り。接ぎが上の段と下の段と重ならないように張っていきます。

         

   

一方で、手の空いた人から家の周辺の整備もされました。
家の裏の竹を伐採。おかげで心地よい風が通るようになりました。

    


二日目は、残りのコンパネを張り、次に防水性のシート(ルーフィング)を張っていきます。
これは女性でも簡単。ホッチキスのようなもので打ち付けていきます。
着々と作業は進み、今日の仕事は午前中で終わりになりました。
また作業の合間には木工が得意な塾生さんが女性陣に丸鋸の使い方指導なんてこともあります。

    




午後は前回まで改修していたお屋敷へ、お風呂が取り付けられたので見学に行きました。
拡張した脱衣場の壁も出来上がり、浴室には昔ながらの木の檜材で作られたお風呂が設置されました。
今度来る時はお風呂セット持参で、是非、木風呂を体験して下さい。

最後はみんなで雑談となり、協力隊が作る手作りおやつを食べて終了となりました。
皆さん、お疲れさまでした。

    

  


次回のリフォーム塾はは一週間後の9/1,2(土日)、第5回講座です。

引き続き屋根の改修を行います。
次回は仕上げ。どんな屋根材が入ったか楽しみですね。

皆さんのご参加をお待ちしています。