★ 第2回講座          2013.10/5・6


【講座内容】    旧駐在所にて床・天井・壁のリフォーム

































前回から引き続き壁に杉板を貼っていましたが
南側の2部屋は貼り終わりました。
杉の香りがする明るい雰囲気の部屋になりました。
仕上げの作業は次回に続きます。









棟梁に壁板を貼る時のコツを教わる弟子2人。

毎回、「なるほどね〜」という声が聞こえてきます。
プロの技を惜しみなく教えてくれる
とても気さくで素敵な棟梁です。






玄関前に作業台と丸鋸を設置して
板をカットしていきます。

「537ミリ、あと10枚ね〜」
「2056ミリを23枚よろしく〜」
「これちょっと長いで、5ミリカットして〜」
と次々に注文が入ります。

丸鋸2台、フル稼働です。



沢山の板をカットしているとどうしても端材が出ます。
なるべく無駄のないように
端材同士を組み合わせて千鳥(ちどり)貼りをします。

写真では分かりづらいですが
長いのと短いのを組み合わせて貼り
次は一枚の長い板を貼り
その次は長いのと短いのを上下入れ替えて貼り
また一枚の長い板を貼るというように
規則的に見た目にも美しく仕上げます。



台所の流し等を撤去して床板をバールで
剥がしていく作業です。
よく見るとわかりますが床板が2重に貼られていました。
以前にもリフォームしていたことが分かります。
長い釘とコの字型の釘でしっかりと貼られていたので
剥がして、すべての釘を抜くのが大変でした。

その後、足場を設置して他の部屋同様に
天井→壁と杉板を貼ります。





今回は沖縄県伊平屋島より視察にきてくださいました。
離島でも過疎化が進み、空き家が増えているそうです。
高齢化社会が抱える問題は全国どこも同じですね。


参加者の方々は得手不得手はあっても皆さん、素人です。
最初はおっかなびっくりしていた方も
何回か作業を続けていくうちに慣れてきます。
自分達の手でリフォームが進んでいくのが
目に見えて分かるので達成感があります

自分でやってみたいという気持ちがあれば
誰でも参加していただけます。

ときには冗談も言いながら楽しくやっていますので
お気軽にお越しください。