★ 第3回講座          2013.10/26・27

【講座内容】   旧駐在所にて壁・天井の改修


































旧駐在所はその後、棟梁の手によってリフォームが進んでいます。
浄化槽の設置や水周りの設備も入れ替えます。
移住希望者の方が快適に暮らせる待機住宅に生まれ変わります。
完成時にはまたどこかでお知らせしたいと思いますので楽しみにしていてください。





旧駐在駐在所でのリフォーム塾も3回目となりました。
しかし、1日目は朝からあいにくの雨・・・
木材カットの場所を南側2部屋の室内に設置しました。
長い板を切ったり、移動・回転させたりするのに
「はい、ちょっと避けてよ〜」
「こっちからじゃ入らんな〜」なんて声も聞かれます。








玄関からトイレ、お風呂、台所へと続く
小さな廊下の天井にも杉板を貼ります。
部屋と違って角が多いため板の切欠きも多いし
狭い場所での作業ですが協力しあって
着々と進んでいきます。









天井が貼り終わったら壁に移ります。
旧駐在所では天井と壁に板を貼る作業が
ほとんどでしたが参加者の皆さんは手順を覚え
毎回、コツをつかんで上達していくのが分かります。








天井、壁と板を貼り終わった部屋から
回り子(天井と壁の隙間を仕上げるもの)
見切り(壁板の上下端を仕上げるもの)
寄せ(壁板の左右の端を仕上げるもの)
と言われる材で仕上げていきます。

打ちつける前にそれぞれの材の角を落とすため、
やさしく鉋かけをします。
釘も目立たないものを使います。







2日目は快晴ながらも少し肌寒い朝でしたので
廃材を焚き、暖をとりながら朝礼の開始です。








旧駐在所南側の様子です。
こちらには6畳が2間ありますが
朝から日当たりがとても良い部屋です。
(参加者Kさん日向ぼっこ中)
左端に少し写っている白い建物が
元事務室?だった部分になります。







その元事務室の天井にも他の部屋同様に
杉板を貼っていきます。
この部屋の天井は凹凸もなく、
釘が刺さる状態なので
下地の材は使いませんでした。






はい、きれいに貼れました。
しっかり固定させるため最後にエアーガンで釘を打ちます。

旧駐在所でのリフォーム塾はこれで一旦、終了です。
通常、2日目は15時までなので
おやつを食べて解散となりますが
時間に余裕のある方は続けて作業してくださいました。

手掛けたところはキリのいいところまでやりたい
とのお気持ちからでしょうか・・・ありがとうございます。