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矢作水源フォレストランドとは

矢作水源フォレストランド・マスコットキャラクター
矢作水源フォレストランドとは、矢作ダム水源地域の総称です。3県4自治体(6地区、愛知県豊田市旭地区・稲武地区、岐阜県恵那市串原・上矢作町、長野県根羽村・平谷村)で構成されています。
矢作水源フォレストランドでは、地域の活性化を図るため、いろいろな活動(水源地域ビジョン)を展開していきます。
矢作水源フォレストランドの活動は、五ヶ条の基本理念に沿って進められます。

矢作ダム水源地域の紹介

串原
岐阜県の東南端に位置し、矢作川を隔てて愛知県三河地方に接して、全般に急峻な山に囲まれた人口約1,000人の地域です。当地域には県重要無形民俗文化財の中山太鼓や串原歌舞伎などの伝統芸能も盛んに行われています。平成16年10月25日に恵那市と合併しました。
上矢作町
木曽山系の南端に位置し、恵那山を中心とする山岳群の一角にあり、長野県と愛知県に接する人口約2,600人で総面積の約95%が山林を占める山間地域です。当地域では福寿太鼓や横道獅子舞、上矢作歌舞伎などの伝統芸能が伝えられています。平成16年10月25日に恵那市と合併しました。
全体図
旭(地区)
西三河北部に位置し、名古屋市から50km圏内の森林と矢作峡・水源地域の町です。人口約3,500人で総面積の約82%が山林を占める地域で、当地域には、打ち囃し、棒の手、地歌舞伎などの伝統芸能が伝えられています。平成17年4月1日に豊田市と合併しました。
稲武(地区)
西三河北東部に位置し、長野県と岐阜県に接した地域で、人口約3,100人で総面積の約87%が山林を占める緑に囲まれた地域です。当地域では、稲武太鼓、手踊りなどの伝統芸能が伝えられています。平成17年4月1日に豊田市と合併しました。
根羽村
長野県の最南端に位置し、愛知県と岐阜県に接する人口約1,300人の村です。標高1,000mを越える山々に囲まれ、急傾斜地が多く平坦地が極めて少ない地域ですが、恵まれた地質と気象条件により杉・ヒノキを主体とした植林が盛んです。当地域では廻り太鼓や獅子舞が伝えられています。
平谷村
信州の南に位置し、標高900m~1,800mの山々に囲まれた人口約600人の自然豊かな高原地域です。町の中心を走る国道153号線沿いには、道の駅と温泉が一体となった施設があり、大変賑わっています。また当地域では、高嶺太鼓や平谷歌舞伎も盛んに行われています。

水源地域ビジョンとは

マニフェスト
21世紀のダムのあり方
今までの治水・利水という『ダム下流域』に対する機能だけでなく、地域活性化の核として『水源地域』に活用される施設として機能することが求められています。
21世紀のダム
水源地域ビジョン
水源地域ビジョン
水源地域ビジョンは、ダムが地域活性化の核として『水源地域』に活用されるよう、プラン創り、実行のための行動計画を、水源地域の自治体や住民などとダムの管理者が『共同』で提案・策定し、実現していきます。

策定までの歩み

平成16年度  
矢作ダム水源地域内資源の基礎調査
平成17年度
矢作ダム水源地域アンケート調査の実施・分析
(平成17年4~5月)
 
第1回矢作ダム水源地域ビジョン策定準備委員会
(平成17年7月19日)
 
第2回矢作ダム水源地域ビジョン策定準備委員会
(平成17年8月29日)
 
  第1回合同分科会
(平成17年10月27日)
 
第3回矢作ダム水源地域ビジョン策定準備委員会
(平成17年11月7日)
 
  第2回合同分科会
(平成17年12月15日)
 
第1回矢作ダム水源地域ビジョン策定委員会
(平成18年1月27日)
・ダム水源地域の「共通名称」を決定
・ビジョン「基本理念」
「キャッチフレーズ」を決定
・行動計画、活動メニューの審議
・ビジョン交流推進会議組織体制の審議
 
第2回矢作ダム水源地域ビジョン策定委員会
(平成18年3月3日)
・行動計画・活動メニューを決定
・ビジョン交流推進会議組織体制を決定
 
矢作ダム水源地域ビジョン策定
平成18年度
 矢作ダム水源地域ビジョン
交流推進会議の設立・活動開始
【学識経験者】
竹林 征三 (富士常葉大学 教授)
寺本 和子 (豊橋創造大学短期大学部 教授)
   
【住民代表】
鈴木 文一 (矢作川漁業共同組合 専務理事)
加藤 文一 (稲武の世話人)
堀  光明 (串原の世話人)
荒田 雅晴 (上矢作の世話人)
浅井 俊男 (根羽村住民代表)
西川 範明 (平谷村商工会 会長)
   
【活動分科会代表】
大山 和芳 (旭観光協会 会長)
熊谷 好加 (いなぶ観光協会)
大島 光利 (串原観光協会 会長)
五島 高樹 (モンゴル村 管理責任者)
   
【行政関係】
岩月 明美 (豊田市役所旭支所 産業建設担当)
安藤 高歳 (豊田市役所稲武支所 地域振興担当)
大島 光洋 (恵那市串原振興事務所 総務課総務管理係)
小川  寛 (恵那市上矢作振興事務所振興課主査)
藤城 富一 (根羽村役場 総務課長)
塚田 伸治 (平谷村役場 総務課主任主事)
小出 武文 (国土交通省矢作ダム管理所 所長)
   
【オブザーバー】
粕谷 浩二 (豊田市役所総合企画部 企画課 副主幹)
三園 了三 (恵那市役所企画部まちづくり文化課 課長)
   
【事務局】
国土交通省中部地方整備局矢作ダム管理所

水源地域ビジョンとは(Q&A)

Q1 水源地域ビジョンを実施すると何が変わるのでしょうか?
A それぞれの水源地域が共同で取り組むため、水源地域間の交流や連携が促進されます。加えて地域の魅力を広く知らせる機会が増えるために、下流域をはじめとする他地域との交流も促進され、地域の活性化につながります。
Q2 一般住民の意見は反映しているのですか?
A 水源地域ビジョン策定に先立って、平成17年に矢作川流域市町村の住民の方々を対象にアンケートによる矢作ダム水源地域に関するイメージ調査を行い、分析したアンケート結果をビジョン策定に反映させています。
Q3 策定された行動計画はどのように実施していくのですか?
A 策定委員会のほか、ビジョン推進協議会を結成し(組織図は本紙16ページ参照)、策定された行動計画の具体化を行います。当面は地域情報の発信(ホームページの作成など)、水源地域の連携意識の向上(周遊マップの作成、看板設置等)、自然環境保全の仕組みづくり(流木を利用した炭焼きなど)、水源地域内の交流促進、ダム湖などの利活用のためのルールづくりなどの取り組みを先行し、活動の輪を広げていきます。
Q4 矢作ダム水源地域ビジョンの特徴は何ですか?
A ダム上流域が愛知・岐阜・長野の3県にまたがっており、その行政の枠組みを越えてビジョンが策定できたことです。
Q5 国土交通省はどこまでの支援を行うのですか?
A 水源地域ビジョンは、人づくりや今迄あった施設を有効活用する対策に重点を置いています。ダム周辺の環境や施設整備などが伴う場合は、有効利用のための方策や維持管理について、水源地域ビジョンに盛り込まれます。
Q6 これからでも水源地域ビジョンに参加することはできますか?
A 策定された水源地域ビジョン行動計画は、水源地域の方々の積極的な参加があってこそはじめて、地域の活性化につながります。参加、ご協力いただける方は、本パンフレット裏表紙に掲載されている最寄りの各支部までご連絡ください。

基本理念とキャッチフレーズ

基本理念五カ条
一、 わごころ※の交流を楽しみ、矢作ダム水源地域の活性化を計る。
一、 地域の歴史文化と伝統を誇りとする。
一、 豊かな森林資源と清流・矢作川を誇りとする。
一、 人を慈しみ、自然を慈しむ、やすらぎの郷を誇りとする。
一、 山の幸、水の幸に恵まれたふるさとを誇りとする。
※わごころとは
 平和の「和」、人の輪の「輪」、日本人の心の「和」など、
 3県6地域を結ぶ交流の「和」「輪」を大切にする気持ち(こころ)をイメージしています。

基本理念のキャッチフレーズ
基本理念のキャッチフレーズ

共通名称
矢作水源フォレストランド
●意義
愛知・岐阜・長野の3県、4自治体(旧6自治体)にまたがる矢作ダム水源地域が今後一体となって持続的な地域活性化活動を推進するに当たり、この広域エリアの「共通名称」を創設することは、当地域の交流・連携に向けた第一歩として意義深いものと考えています。
●命名由来
地理的な共通点である「矢作川の水源」であること、矢作川水源地域が共有して抱いている、誇り得る森林資源のイメージを組み合わせて「矢作水源フォレストランド」と命名しました。

推進体制

●矢作ダム水源地域ビジョン交流推進会議/組織図
推進体制図

支部連絡先

支部名 電 話 ファクス 担当窓口
平谷支部 0265-48-2211 0265-48-2212 (平谷村役場総務課)
根羽支部 0265-49-2111 0265-49-2277 (根羽村役場総務課)
上矢作支部 0573-48-3366 0573-48-3366 (道の駅 ラ・フォーレ福寿の里)
串原支部 0573-52-3131 0573-52-3135 (ささゆりの湯)
稲武支部 0565-83-3200 0565-82-3777 (いなぶ観光協会)
旭支部 0565-68-3653 0565-68-2810 (旭観光協会)